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作成日:2022/11/17
2022年11月17日号 社員のパフォーマンスを最大にするBSC戦略労務!




ドラえもん社労士のBSC戦略労務メルマガ 20221117日号

 

 いつもお世話になります。ドラえもん社労士でBSC戦略労務コンサルタントの光吉です。

 

 このたび、BSC(バランススコアカード)による戦略的経営労務支援を業務の主軸にしたく、「BSC戦略労務コンサルタント」を名乗らさせて頂くことにしました。それにともない名刺をリニューアルいたしました。

 BSCとは、バランススコアカードの略であり、業績評価システムおよび戦略マネジメントシステムです。

 

 「財務」「顧客」「業務プロセス」「人材と変革」の4つの視点で、方針や戦略目標および戦術行動を見える化、全員で共有することにより、戦略の実現性を高め経営計画目標の達成に導きます。

 

 「経営」という難題を、4つの引き出しに分類して整理し論理的な分析で正しい結論を出す思考法を「BSC論理思考」と言います。

 

 バランススコアカードが、この思考法を身につけた主体的に考えながら働く“考働人材”の社員を育みます。

 

従来の経営計画は、「財務指標」に偏った目標設定になっていました。そこには戦略的根拠が不明瞭でした。BSCでは、「人材指標」「業務プロセス指標」「顧客指標」の非財務指標を加えた4つの多角的な指標により、論理的に経営力のバランスを取って経営目標達成の実現性を高めています。

 

 「人材と変革の視点」で労働環境や人的資本を整備・強化し社員のパフォーマンスを向上させれば、「業務プロセスの視点」で高付加価値・高品質・スピード生産により人時生産性が向上し、「顧客の視点」で顧客満足度が高まり新規顧客やリピート顧客が増え顧客シェアが向上すれば、「財務の視点」で売上成長性と利益の最大化が可能になります。

 

 社会保険労務士である私の最大の使命はと言えば、ずばり「人材と変革の視点」における社員のパフォーマンスの最大化を実現することです。

 

 そもそもなぜ社労士である私がBSC(バランススコアカード)を自分の業務に取り入れようとしたのかと言うと、最初は人事評価制度の構築において社員の成果評価である目標管理に用いようとBSCに注目しました。しかし、社員の成果評価に用いるためには、経営理念・ビジョン・戦略方針・経営計画・行動計画などからなるその年度の「経営指針書」の作成と見える化がなければ、社員の成果評価の目標管理が会社の業績評価と連動できず、社員個人の成果を適正に測定できる人事評価にならないことに気づきました。

 

 また、人事評価制度の行動評価においてコンピテンシー評価を用いていましたが、コンピテンシーという発揮能力の評価と言う考え方は間違ってないのですが、今考えれば、定性的で主観的な評価であるため評価者により評価のバラつきがあり評価基準の一致が困難でした。定性的な行動評価ではなく定量的な数値化による成果に結びつく、誰が評価しても納得できる成果に結びつく定量的な行動評価の必要性を感じました。

 

 以上のことによりたどりついたのが、BSCに基づいた人事評価制度の作成支援および経営指針書の作成支援です。

 

また、就業規則の作成支援においても、社員満足⇒顧客満足⇒会社満足の三方よしの発展と幸福をうたったパートナーシップ型のBSCに基づいた就業規則の作成支援の必要性を感じました。

 

 人事労務のコンサルティングにおいても、4つの視点の「BSC論理思考」で、経営労務の課題抽出と目標達成の支援で「人材と変革の視点」における社員のパフォーマンスの最大化の実現を目指します。

 

 以上の業務内容やBSC戦略労務等の記事については、当事務所のホームページおよびメルマガにてこれから随時掲載させていただきます。

 

お問合せ
光吉社会保険労務士事務所
〒870-0016
大分県大分市新川町1丁目
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FAX:097-515-8956